パチスロ認定申請


■ 認定申請の主体は使用する営業者です。

P業界の全ての方が気にしている、5号機最大のヒット機の検定切れが目前に迫ってきました。
各方面からの強い要望により、どうやらこの機種とその兄弟機も認定申請が受け付けられるらしいですね。

全国200,000台以上の設置台数とその稼動状況を考えれば、

 『こいつらを外すことになったらスロット島はもういらん!』

というホール様の声もまんざら冗談ではなかったと思います。
ほっとしたのはホール様だけではなく、パチスロ販売に係わる販売業者も多いのではないでしょうか。

 『これ以上スロ島が減ってしまったら、わし等台を売るところなくなるやんか!』

と思っていた人いるでしょ?

  まずは めでたし、めでたし。
  そして、感謝、感謝!

ところで・・・では実際のところ「認定」ってどうやるの?ってことですが、
タイトルにもある通り、この「認定」ってやつは実はホール様が主体で動かないと始まらないんです。
中古移動に似ているけれど手続きが少し違います。
『んなもん、業者に任せておけば いいの。』という訳には行きません。


ここでは中古移動との違いを説明するのではなく、私らの組合(回胴式遊技機商業協同組合)から発行されている
広報誌Vol.86に掲載されている運用ガイドから要点だけ。
っていうか、回胴遊商の広報誌をしっかり読んでくださいね!
いいこといっぱい書いてありますよ・・タダだし



1.「認定申請 遊技機点検確認依頼書」(以下「依頼書」)の作成及び提出

   「依頼書」をホール営業者様が作成して、回胴遊商組合員に提出することで、
   公安委員会への認定申請に必要な対象遊技機の点検作業を依頼します。

   ややこしいかもしれませんが、公安委員会へのパチスロ台の認定申請に必要な書類は下記の3種類。

     @ 回胴遊商組合員が作成した「保証書(含 製造番号等)」「遊技機点検確認書
     A 検定通知書(甲)の写し
     B 認定申請書(ホール様が用意します)
      ※(@とAは「打刻書類」として1冊に綴じられています)

   ここで、@の書類を手に入れるために回胴遊商の組合員(遊技機取扱主任)による
   対象遊技機の点検確認作業が不可欠なわけです。

   で、この点検確認作業を依頼するための書類が「認定申請 遊技機点検確認依頼書」(依頼書)でして、
   『この「依頼書」はホール様が作成してください』ということです。

   ただ、この「依頼書」はサクサクっと作れるものではなくて(もちろん書類は簡単にできますが・・)、
   依頼書を業者に渡す前に

    『うちの店の機械、平気な顔して今使っているけど・・ゴト師とかに基板をすり替えられてないよね?』・・とか
    『従業員の中で勝手に部品交換した奴なんていないよな? 全部所轄に届けてあるよね?』・・とか
    『リセットボタンの配線が抜けてたりしない?』・・とか
    『おいおい、これ隣の台には付いていない部品・・これ何よ?』・・とか
    『この対策部品ってどこから買ったやつ?』・・とか

   検定を受けた状態であるかどうか、しっかりとホール様が事前に点検をしておかなければならないんです。
   でないと、「依頼書」にある項目の

上記遊技機はすべて正常に作動している
上記遊技機はすべて検定を受けた型式に属する遊技機である
部品の交換に伴う変更の手続きは適正に行われている
   □にチェックが入れられませんよね。

   もし、ここで手を抜いて虚偽の記載をすると・・

     パーラー●▲■さん(ないとは思うけど一応仮名)は、まだ、
        この時これが最悪の事態になることを夢にも思っていませんでした。
                           『本当は怖い家庭の医学書』風

   なんてことになっちゃうかもしれません。

   時間はまだあります。
   今なら間に合うことも、これから全国のホール様が動き始めたら
   物理的に無理っ!ってことも出てきますよ。

   とにかく早めにやったもん勝ち!


2.組合員による事前点検確認及び確認証紙(認定申請用)の貼付

   上記1.で組合員に「依頼書」を提出したら、やって来ますよ、お抱えの業者さんのお兄さんが。
   はっきり言って暇ですから・・今のスロ業者は。
   夜の仕事なんてもう何ヶ月ぶり?なんてのがゴロゴロいますからねぇ。

   と、内情晒しても仕方ないので、本題に・・

   あっと、その前に、業者のお兄さんのことですが、そこの業者さんは回胴遊商の組合員ですか?
   それとそのお兄さん(お姉さんの場合もありますね)はちゃんと取扱主任者の資格を持ってます?
   取扱主任者じゃないと×ですよ。点検させても意味ないですよ。

   呼び出した主任者資格を持ったお兄さん・お姉さんは、その晩あなたのお店でコソコソと調べまくりますね。

    『この台の基板さ、検定書の番号と違うように見えるんだけど・・気のせい?』・・とか
    『だめじゃん。ウエッジ球もそうだけど蛍光灯も切れてるぜ』・・とか
    『やべ、何これ。この中継基板の裏になんか変な配線とんでる!』・・
    『BETボタンのカバーがぬけちゃうよ』・・とか
    『ほ、本体封印・・剥がした痕あるじゃん!』・・とか
    『見ろ!このICチップ の刻印、変じゃね?』・・とか
    『あ〜ぁ、メイン基板のケースにセキュリティーシールが貼ってあるじゃん!』
    『店長〜っ!相当抜いてるでしょ?パネルのここ、タバコ押し付けられて穴開いてますよ』・・とか

   細かいですよ、写真まで撮っていきますよ。
   そりゃそうですよ、ここで見過ごして所轄の検査のときにでも発覚しようものなら
   「主任者資格失効」「会社単位の組合除名」とかまであり得る処分ですからね。

   今のご時勢、組合を除名されたらどんなに元気な販社でも、九分九厘メーカーは相手にしてくれませんね。
   つまり、事実上のご臨終です。

   また、もしこの事が公安委員会の耳に入ろうものなら、当然ホール様だって認定どころじゃなくなるでしょ。
   だから、依頼前のホール様と主任者のWチェック!
   本気で調べます。当然時間もかかります。
   30分で終わったら、見ていないと思って間違いありません。

   「営業所管理者の立会いの下」ってことですから、
   この点検を管理者さんがずっと見ていなければならないっていうのも、また大変ですね。

     ※「管理者」=「店長」とは限りません。公安委員会に届けている「風俗営業管理者」ですよ。

     もし、この時点で何か不具合が見つかったらどうすればいいの?
     所轄の認定申請受付期限までに修理交換する時間はまだある?
     明日で締め切り?
       無理じゃんか!

   こうならないようにも早め、早め!

   そして難なくここまでクリアーした対象台には「確認証紙(認定申請用)」というシールが貼られます。

     

    『認定申請予測受付期間(アイムジャグラーEX)』
    『認定申請予測受付期間(アイムジャグラー7)』
    ※上記はあくまでも予測です。必ず加盟されている遊技場組合に確認してください。


3.機歴管理システムに情報入力

   この作業は組合員が行いますので省略


4.必要書類を回胴遊商へ提出・打刻書類の発給

   打刻書類【検定通知書(甲)の写し・保証書・(番号表)・遊技機点検確認書が綴じられた状態】の発給については
   組合員が必要書類を取り揃えて回胴遊商に提出した日から5営業日目に交付されます。
   ただし、組合からの書類送付にかかる日数等を加味して余裕を見たほうがいいでしょうね。
   まぁ、私だったら土日も考慮して10日目くらいって説明しますね。

   だって、組合の打刻書類作成も人や機械が行っていますんで、いつ何があるかわかりませんでしょ。
   『責任取れよ!』と言われてもどうにもならない場合はあるものです。

   ここでも余裕あるスケジュールで ってことで


5.公安委員会(所轄)への認定申請と認定後の報告

   やっとここまでたどり着きました。
   あとはホール様で『認定申請書』(公安委員会に出すやつ)を作成してもらえば、
   手元には1.に示した書類全てが揃った事になります。

   これらの書類を公安委員会(所轄)に提出して、検査の後許可が下りれば、
   ハイ、また3年間は使ってもいいですよ。
    (認定有効期間は公安委員会によって若干異なる可能性有り)
   ってことで、おめでとうございます!

   おっと、まだホール様にやってもらわないといけないことがありました。

   この許可が下りた際に『認定通知書』なるものが公安委員会から交付されるので、
   『認定通知書』のコピーを認定申請に携わった組合員経由で回胴遊商に提出しなければなりません。

   『認定受けたんだからもう関係ないよ』

   というわけには行きません。
   ここで認定されたことを回胴遊商に報告しておかないと本来できるはずの次のことができなくなります。

    1)認定遊技機は「部品供給」が可能
    2)認定遊技機は次の条件の下、移動が可能
     <条件>同一営業者(法人・代表者とも同一)の営業所(チェーン店)であり
         かつ、同一公安委員会内に所在すること。

   せっかく、認定されたのに報告しなかったばっかりに上記のようなおいしい話を棒に振るのは
   もったいないじゃないですか。
   これもホール様の責任で組合員に依頼しなければならない事項ですので、注意してください。



  要点だけとは思いましたが長くなってしまいました。(なにしろ暇なんで・・・)
  認定申請については間違いがあると大きな問題になります。
  私なりに理解した内容で書きましたが、実際に認定申請を行う際には必ず各方面の方にご確認頂き、
  間違いのないように進めてください。

  最後にもうひとつだけ。すごく大事なことです。

  認定遊技機は「部品供給」が可能 とありますが、

  全ての機種(台)の全ての部品が供給可能とは限らないそうです。
  各メーカーの在庫状況などにより異なる場合がある。

  ということをなので、充分に注意してください。

   おまけ
    1)メイン基板のケース上のセキュリティーシールは公安委員会に届出済みのものであっても、一切認められません。
    2)メーカーから正式に発給されて、公安委員会に届け出ているゴト対策部品は装着状態で認定申請できます。
    3)パチスロ機の点検のために全日遊連様の会員用ホームページにはマニュアルが
     ダウンロードできるようになっているそうです。(要 ID・パスワード)        


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